特定非営利活動法人
いのちのネットワーク江東
いのちのネットワーク 江東について
私が、飼い主のいない猫の活動を始めて30年が経ちました。
きっかけは、私の息子が江東区深川の富岡八幡宮裏遊歩道にいた子猫をその当時、お世話をしていた方から譲渡されたことから始まります。
飼い主のいない猫の普及活動を通じて、地域の生活環境を整え地域住民の方々とコミュニケーションを図り、猫と人とが、優しく共生できる社会を目標に日々活動させて頂きます。
いのちのネットワーク江東
代表 栗田 智惠子
いのちのネットワーク
江東が特定非営利活動法人に認証されました。
日本は、動物愛護に関して欧米に比べて非常に遅れています。
動物愛護法が改定され、動物に対しての遺棄、虐待の罰則が強化されています、しかしながら犬猫に関する事件が後を絶たず多頭飼育崩壊、虐待、遺棄は年々増えております。
そして地域に遺棄された猫は次々と子供を産みます、地域に生息する猫に不妊・去勢手術を施さなければ増え続けます。
不幸な猫を増やさない、不妊去勢手術は必須です。
これまでに行った飼い主のいない猫の不妊・去勢手術の総数は2,000匹に及びます。
その手術費用は自費でしたのでボランティアの経済負担は大きく、平成19年3月22日に江東区に対する陳情を提出しました。
1年後、陳情は採択され飼い主のいない猫の助成制度が始まりました。
しかしながらボランティアグループの為、社会的信用が得られず保護猫の医療費、保護譲渡に係る費用、
運営資金等に困難が生じた為、広く私たちの活動を知って頂くべく特定非営利活動法人を目指す事を決意致しました。
いのちのネットワーク江東の歴史
昭和45年 飼い主のいない猫の活動を始める
平成11年 東京都に対して都立公園にシェルター設置の請願を提出
平成12年 ボランティアグループ「いのちのネットワーク江東」発足
平成19年 江東区に対して飼い主のいない猫に関する陳情を提出
令和3年 特定非営利活動法人いのちのネットワーク江東設立
令和3年 特定非営利活動法人いのちのネットワーク江東発足
TNR活動とは?
T
Trap(トラップ)
捕獲器を使って猫を捕獲。
Trap トラップ 猫の捕獲
外で暮らす猫が捕獲時に、怪我をしない様に
考えられた捕獲器を使い猫を捕まえます。
その際、怪我の防止やトラブルにならない為にも
近隣の方や、施設に相談しておく事が大切です。
N
Neuter(ニューター)
去勢、不妊手術。
Neuter ニューター去勢不妊手術の実施
捕獲器を使って捕まえた猫を指定の動物病院で不妊去勢手術をします。
まずは猫の個体識別(特徴や性別など)をした後オスは去勢手術、メスは不妊手術を実施。
同時にケガの確認や治療、ワクチン接種などの処置が施された後、不妊去勢手術が終わったしるしとして耳先をV字にカットします。
手術が終わった猫は、一晩もしくは数日間ゆっくり休ませて回復させます。
R
Retuurn(リターン)
もといた場所に返す。
当団体では、解決が困難な問題に対してもレスキューを実施するよう尽力しています。
また、地域社会の皆様のご協力により、この地域での問題を改善していくことに尽力していきます。
地域の猫として、一代限りの命と共生していただけるよう努めて参ります。
餌やりのルール
おなかを空かせて可哀想だから餌をあげたい・・・
気持ちは痛いほどわかります。
しかしそのえさやりが、その地域の人達や施設を利用する人達に迷惑を掛ける結果になっていませんか?
せっかく猫の為に行った優しい行動も
配慮が無ければ誰も納得しません。
飼い主のいない猫に餌をあげると言う事はその猫達と地域環境に責任を持つという事!
餌をあげる時は必ずお皿に入れてあげる
餌を食べ終わるまで、その場を離れない
食べ残しやゴミの片付けなど、公衆衛生や地域美化に配慮しましょう。
マナーとルールを守って、みんなが納得できる環境を作りましょう。
いのちのネットワーク江東の目標
不幸な猫を増やさない為、不妊・去勢手術の実施
飼い主のいない猫の情報公開を適切に行う
猫が住む地域の生活環境を整える
猫が住む地域住民とのコミュニケーションを図る
人と猫との共生社会の現実を目指す
お問い合わせ
東京都江東区富岡2丁目10-12